医師卒後臨床研修の必修化に伴い、2003年5月に開設、9月救急告示病院、2004年1月より日本救急医学会救急科専門医指定施設になりました。災害拠点病院にも指定され、DMATも現在3隊を登録しています。

センター内の各診療科に対して併存型の立場をとり、診療各科・各部門一体となった迅速的確かつ完全な救急医療、医療連携を活用した地域と密着した救急医療の実践、救急医療における診療と教育の両立を目標にあげています。

診療対象は、2次医療から多発外傷、重症熱傷などの3次医療(小児救急は小児科が対応)まで広範囲に及んでいます。

設備は、救急集中治療室8床、救急病棟20床(重症室6床、隔離個室2床、その他12床)、一般病棟10床の合計35床となっています。その他、一般病棟に適宜病床を確保しています。

勤務体制

自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科 医局紹介

日勤、夜勤の2交代制を軸に勤務を行い、救急診療ならびにチーム制で入院患者を診療。on-offをはっきりとしたメリハリのある勤務体制としています。

日勤は救急科スタッフとブロックローテート中のレジデント、夜勤は内科系医師を含める救急科スタッフ2名、シニアレジデント1名、ジュニアレジデント4名、救急病棟当直1名の8名で夜間休日の勤務を行い、救急患者に、各当直医、オンコール医の応援を仰ぎながら、救急診療を行っています。

診療体制

救急科では、2次救急患者と3次救急患者を中心とした初期診療を担当しています。これにより、非常に多く、かつ多岐にわたる症例を経験出来ます。また、初期治療後の入院治療については、当科で継続して入院治療を行う症例、他科専門医に引き継ぎを行う症例があり、臨機応変に対応しています。我々は2次救急患者と3次救急患者を分け隔てなく、すべての救急患者の初期診療に対応します。

ハイブリッドER

自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科 医局紹介

2016年4月に設備を刷新し、3次救急患者を扱う初療室にHybrid ERのシステムを導入しました。これにより、初療室において、X線CT、血管造影、緊急手術を行うことが可能となり、これまでの診断および治療手順が大きく変貌を遂げようとしています。搬送された患者が、X線CT室、血管撮影室、透視室、手術室などに移動することなく治療を行うことが出来ます。ハイブリッドERは上記すべての診断治療行為が同じ場所で行うことが可能です。

外来診療

2016年4月より救命救急センターとして稼働しており、現在2次救急患者と3次救急患者の両方の初期診療を担当しております。2018年度の救急車の受け入れ件数は年間総数9439件で、3次救急のみでも2407件した。その数は、救急科創設時の約15倍を超えており、さらに増加傾向です。年間総数は、埼玉県の救命救急センター機能を持つ8病院の中で第1位でした。重症患者数も2191件で第1位(全国でも8位にランクイン)でした。

私たち、救急科の医師は、救急車の要請を“地域からの要請”と理解し、出来るだけ多くの救急要請に対応しています。

入院診療

入院件数は2018年度の救急科入院件数は2824人でした。救急科のみで入院期間の治療を行う場合もありますが、各診療科の先生に引き継いで専門的な治療を入院して継続する場合やかかりつけの病院に転院する場合もあります。