当センターは、心臓血管外科による開心術が国内屈指の症例数を誇り、そのおかげで、当麻酔科は多くの心臓麻酔を経験できる場となっています。症例数に依存した経験による麻酔ではなく、心臓・循環生理学に則った心臓麻酔を目指しています。 また、経食道心臓超音波検査の指導にも力を入れており、JB-POT取得者が多数います。心臓血管外科とはディスカッションできる良好な関係があり、経食道心臓超音波の診断が手術に反映される場面も多く、自分の知識と技術が活かせる好環境がそろっています。 当麻酔科は心臓麻酔が最大の特長となりますが、それだけに限らず、外科(消化器、乳腺・甲状腺)、呼吸器外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、整形外科、泌尿器科、眼科、歯科口腔外科、皮膚科と多岐にわたる麻酔症例も経験できます(各科の手術実績はこちらへ)。 ICUとの連携も良好で、麻酔研修中でも希望によりICUを研修することができます。術中の全身管理だけでなく、当ICUの特長であるclosed ICUで学べる全身管理は、麻酔科医としての実力をつけるうえで大きなプラスとなるはずです。 麻酔科スタッフは、北は北海道、南は沖縄と出身大学はさまざまで、学閥のない自由な雰囲気で働くことができます。

診療体制

自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科

現在の診療は、中央手術室13部屋(含ハイブリッド手術室2部屋)、外来手術室3部屋、産科病棟手術室1部屋での年間6000件に迫る麻酔科管理症例手術を担当しています。さらに、緩和ケアチームへの参入、ペインクリニック外来も行っております。 日中は麻酔科スタッフとレジデント(初期研修医) 3~5名で手術麻酔を担当します。麻酔科スタッフは麻酔実施医もしくはレジデントの指導にあたります。レジデントは気管挿管にとどまらず、それぞれの習熟度に応じて、硬膜外麻酔、中心静脈カテーテル挿入、意識下挿管など多くの手技を経験できます。 夜間は麻酔科常勤スタッフ1名による当直体制になります。さらに、緊急手術対応に備えて麻酔科常勤スタッフ1名が宅直として自宅待機となります。
当直スタッフは翌日朝帰宅。自宅待機スタッフも呼び出しの有無に関わらず午前中には帰宅可能です。

週間予定

毎朝 手術症例の検討
週1~2回 勉強会・抄読会
月〜金曜日 手術麻酔(実施医もしくはレジデント指導)
月〜金曜日 月5回程度当直もしくは宅直
土・日曜日 当直・宅直がなければ完全オフ

年間行事

4月 歓迎会(花見) 毎年4月に新入局員の歓迎会を行っています。時期的にお花見シーズンのため、天気がよければ花見の名所である大宮公園で行います。
10月 ソフトボール大会 麻酔科、手術室看護師、臨床工学技士有志による混成チームで院内のソフトボール大会に出場します。(コロナ禍で休止中)
12月 手術室忘年会 大宮~浦和近隣のホテルで行います。外科各診療科、手術室看護師などの有志グループによる余興・パフォーマンスが見ものです。(コロナ禍で休止中)
毎月 レジデント歓送迎会 レジデントのローテーション期間は主に2ヵ月ごとのため、毎月歓送迎会が開催されます。将来の夢、麻酔科の魅力などが語られます。

学会活動

日本麻酔科学会、日本臨床麻酔学会、心臓血管麻酔学会、米国麻酔科学会など積極的に学会活動を行っています。

福利厚生など

単身者向け、家族向けの職員住宅が格安で用意されており、短期国内留学者でも住居の心配はいりません。学会参加者には交通費、宿泊費を含めて補助金が支給されます。
有給の使用を積極的に推奨しています。長期の育休・産休も勿論取得可能です。スタッフの多くは、通常の単発の有給に加え、夏期・冬期に連続1週間以上の休暇(年2回)をとっています。なお、ゴールデンウィークや年末年始は個人の希望を優先しつつ、各スタッフができるだけ連続休暇がとれるように配慮しています。