自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 Web医局説明会(第1回)を2022年4月16日に開催します

当センターでは2023年4月採用の麻酔科専攻医・集中治療部フェローを募集しております。

来る2022年4月16日(土) 13:00-15:00、Zoomを用いたオンライン医局説明会を開催する予定です。
参加を希望される方は以下のフォームから事前登録をお願いいたします。(後日Zoomのインビテーションを差し上げます)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfzsrkyU7rZkp11_4dzeJZjg5Nzxh4QRAmtAEwrTRTbD2OZww/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

自治医科大学附属さいたま医療センターは、埼玉県さいたま市大宮にあります628床の急性期病院・救命救急センターです。

麻酔科・集中治療部は年間6000件程度の手術麻酔管理と計30床のClosed ICUにおける年間2000件以上の集中治療管理、RRS(Rapid Response System:院内急変対応)を行っており、救急部と共に病院運営を担う中核的存在と自負しております

自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・救急科・集中治療部 公式HP:https://jichi-saitama.jp

4月16日 Web医局説明会の内容(仮)
  • 麻酔科専門研修プログラムの紹介
  • 麻酔科専攻医1年次の研修生活の様子
  • 集中治療部研修の紹介
  • バーチャル施設見学
  • Q&A
  • ミニレクチャー(讃井教授ほかスタッフより、明日からさっそく役に立つレクチャーを30分ほどお届けします)
自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科専門研修プログラムの特徴

ー2020年度専攻医3名、2021年度専攻医4名、2022年度専攻医5名入局ー

  • 年間手術症例8000件前後、うち麻酔科管理症例 6000件前後(県内トップクラス)
  • 手術室13室(ハイブリッド手術室2室)、日帰り手術室3室を運営
  • 豊富な心臓大血管手術(人工心肺手術・OPCAB 400件/年以上に加え、TAVI・Mitraclipも)、胸部外科手術症例(500件/年以上)を含め、臓器移植手術を除く全科の症例が経験できます。
  • 麻酔科専攻医1年次から心臓手術や小児手術、緊急手術を多く経験できます
  • 末梢神経ブロック、経食道心エコーの教育にも力を入れています
  • 豊富な連携施設(埼玉県立小児医療センター、自治医科大学附属病院、横須賀市立うわまち病院、東京ベイ・浦安市川医療センター、静岡市立静岡病院、埼玉医大総合医療センター等)での院外研修も可能です
  • 一般外科、心臓血管外科や救急科等、ある程度経験を積んでから当院麻酔科プログラムに応募される人も過去多数。多様なバックグラウンドをもつ仲間が多く、自由な雰囲気のもと研修可能です。
  • ICU研修を通じて術中・術後のシームレスな管理ができるようになります。本人の希望によりICU研修期間を多くすることももちろん可能です。
  • 年2回の長期休暇を取得可能です。家族を大切にできる労働環境を目指しています。
  • 日々の麻酔管理に並行して、各自が研究テーマを持って臨床研究を行っています。当科の讃井・飯塚やICU非常勤講師の内野から研究指導も受けられます。
自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部の特徴
  • 年間入室症例 2000件以上
  • 日本集中治療医学会症例レジストリ(JIPAD)参加施設中病床数1位、登録重症症例数3年連続1位
  • ICU/CCU22床,EICU8床の30床の“closed ICU”で,日々病態の把握、適切なプレゼンテーションができることを目指すことを通じて、集中治療領域のstandard/ advancedな治療方針を体得することが出来ます
  • 年間400件以上の開心術後の術後管理、その他の大手術後患者,救命救急センターからの重症症例,造血幹細胞移植後の重症内科疾患など多彩な症例を通じて、循環・呼吸管理の実地に学ぶことが出来ます。
  • 多数の重症患者の『シャワー』を浴びることで教科書・INTENSIVISTを読むだけでは得られない経験を積むことが出来ます。
  • VV-ECMO, VA-ECMO管理症例も豊富です。COVID-19 VV-ECMO/VAV-ECMO導入件数延べ37件(最大同時8件:外傷・他の呼吸器疾患、開心術後なども含む)(COVID-19の重症患者への対応については、当科教授の讃井の連載をご参照ください。https://humonyinter.com/column/med/)
  • ECMO carの寄贈を受け、現在重症呼吸不全・循環不全患者の搬送プロジェクトが始動しています。
  • Electrical Impedance Tomography、8種類の人工呼吸器、間接熱量計、各種循環動態モニタ(肺動脈カテーテル、FloTrac、VolumeView System、ClearSight System、Non Invasive Cardiac Output Monitoring: NICOM)、持続脳波モニタ、ROTEM/TEG(血液粘弾性テスト)など多彩な診療補助機器を用いて、その特徴・限界を理解しながら生理学的・客観的に評価し、最終的にこれらの機械がなくても生理学的な変化を予想できる臨床感を養成することを目指しています。
  • ECMO挿入、気管切開、CV、肺動脈カテーテル、胸・腹腔ドレーン、TEE/TTE、POCUS、BALなどの代表的な集中治療手技を網羅できます。
  • RRSをICU部門が担当しており,院内患者の医療の質の向上のため,日々尽力しています
  • 麻酔科・集中治療部として運営しているため定期的に麻酔や集中治療のローテーションも可能。麻酔を専門としている方は麻酔のキャリアロスになりません。救急科は独立しておりますが、良好な関係にありローテーション可能なため、救急医としてのキャリアを維持しながらのICU専従も可能です。その他の院内他科と併任の前例もあります(腎臓内科、総合診療科など)
  • 過去の研修者や現在のスタッフは麻酔科、救急科、循環器内科、総合診療科、呼吸器内科、血液内科、神経内科、腎臓内科、外科、感染症科、小児科など多様です。
  • 学内社会人大学院生、国内・国外大学院のMPH/MScコース学生・修了者もおります(帝京大学, Johns Hopkins University, University of London (London School of Hygiene & Tropical Medicine), Mahidol-Oxford)
  • 米国内科専門医、厚生労働省出向経験者など、多彩なキャリアプランがあります。
  • ICUが2ユニットあるため、当直(夜勤)は二人体制で行われており、初めての方でも一人当直にはなりません。
  • Tele-ICU(遠隔ICUサポートシステム)により、夜間・休日も患者モニタリングカメラや電子カルテを通じて上級医と相談できます
  • オン・オフがはっきりしており帰宅したら呼ばれることはありません。家族を大切にできる労働環境を目指しています。
  • 元東京慈恵会医科大学集中治療部 内野滋彦医師が非常勤講師に就任し,臨床・研究指導体制が強化されました

さいたま市大宮(SUUMO 首都圏住みたい街ランキング 2021 堂々の第4位!)は、JRのターミナル駅として交通の便も良く(東京まで30分)、緑豊かな住みやすいところです。
魅力あふれるさいたまで、来年度から一緒に学びませんか。
ご連絡お待ちしております。