当センター麻酔科の飯塚講師の研究がJournal of Clinical Medicine Researchに掲載されました。

本研究では、自発呼吸のある陽圧換気(圧支持換気)患者において、内頸静脈・鎖骨下静脈・下大静脈の虚脱率が輸液反応性を予測できるか評価しました。
右内頚静脈の虚脱率は、輸液反応性の有用な予測指標である可能性が示されましたが、その他の静脈の予測性能は不良でした。

Iizuka Y, Sanui M, Aomatsu A, Lefor AK, et al. Collapsibility of the Right Internal Jugular Vein Predicts Responsiveness to Fluid Administration in Patients Receiving Pressure Support Ventilation: A Prospective Cohort Study. J Clin Med Res. 2020;12:150-156. PMID: 32231750