当センター集中治療部医師の讃井教授が参加した多施設共同研究がPancreatologyに掲載されました。

本研究では、重症急性膵炎の病因分析(アルコール、胆石症、特発性、他)から治療の意志決定ツリー作成を試みました。
早期経腸栄養と予防的抗菌薬の使用が,病因によって異なる影響を及ぼす可能性が示されました(例:早期経腸栄養は胆石症群でのみ有用な可能性)。

Yasuda H, Horibe M, Sanui M, et al. Etiology and mortality in severe acute pancreatitis: A multicenter study in Japan. Pancreatology. 2020;20:307-317. PMID: 32198057