ICUローテーターが血管穿刺のコツを深野医師に伝授してもらいました。
麻酔科・集中治療部の深野医師が、血管穿刺のモデルを使用して初期研修医・特定行為研修中の看護師に血管穿刺のハンズオンを実施しました。
今は、エコーガイド下の血管穿刺は中心静脈にとどまらず、全ての血管確保における必須スキルとなってきております。
※使用している血管モデルは「CERCIT」社のものを使用しております。評判通り、刺した感覚とエコーの見え方が実際の人に似ていて、何度穿刺しても跡がつかないです!!
9月11日月曜日、エドワーズライフサイエンス社の皆様のご協力で、肺動脈カテーテルに関する勉強会を行いました。
医師に限らず看護師、臨床工学技士も対象とし、当日は多くの集中治療室や手術室看護師、臨床工学技士が参加してくれました。
前半は座学の講義で肺動脈カテーテルの適応、圧測定や熱希釈法の原理、合併症について学び
後半は模型の心臓を用いてカテーテルを心内に通したり、タブレットを用いて波形の変化を学ぶなどをハンズオン形式で行いました。
麻酔科医師に加え、山口教授を始め心臓外科の先生方にも参加いただきました!
また、自分でカテーテルを挿入する機会のない看護師もカテーテルを直接扱うことで、より肺動脈カテーテルが身近に感じられたのではないかと思います。
肺動脈カテーテルは稀ではありますが致命的な合併症を起こしうるモニタリングです。
カテーテルが必要な患者さんで安全に活用するために、チーム全体が習熟することが大切だと思います。