抄読会風景紹介

仲冨先生に、オピオイドフリー麻酔についてのアップデートを解説してもらいました。

色々な麻酔法があることを勉強することはすごく面白いですよね。

当院では、まだオピオイドフリーとはいきませんが、患者様の術後疼痛軽減のため、様々な薬剤や麻酔法を駆使してより質の高い麻酔を追求していきたいです。

集中治療医学会関東地方会でランチョンセミナーを担当しました

7月1日第7回関東甲信越支部学術集会で当科の飯塚が教育セミナーを担当しました。

「集中治療室及び周術期における血行動態モニタリングについて」という題名で周術期血圧と予後に関する近年の知見に加え、静脈還流の生理学や輸液反応性についてのアップデート等を解説いたしました。

沢山の方にお聞きいただき感謝申し上げます。

日々の研修風景

麻酔科専攻医1年目の先生に対し先輩方が指導してくれています。

局所麻酔中毒についての講義、エコーガイド下CVC挿入等、夕方空いた手術室を使用して指導してくれました。

吉永先生も、手術部看護師に講義してくれています。

日々安全で質の高い手術麻酔遂行のためこれからも精進していきます。

新しい仲間が増えました!

4月になり新しい仲間が増えました。

麻酔科専門医プログラムをさいたまで新たに始める、岡先生、楮佐古先生、曽根原先生、また旭川から斎藤先生が我々の仲間に加わってくれました。

みな熱心で一生懸命麻酔に向き合ってくれていてうれしくなります。

一緒に手術室を盛り上げていきましょう!

4月14日は飯塚先生による抄読会でした。

自治さいたま麻酔科は4月から4名の新入職のスタッフを迎えています。
日々頑張って研修してくださっています。

本日4月14日は飯塚先生による抄読会でした。
Br J Anaesthに掲載された、「麻酔覚醒時の声かけで、覚醒時興奮は減らせるか?」というRCTを読みました。

単純に「目を開けてください」って患者さんを起こすよりも、「〇〇さん。ここは自治医大さいたま医療センターで、手術が終わりましたよ。目を開けてください」と声かけして起こしたほうが、覚醒時興奮の頻度が少ない という内容でした。

覚醒時興奮のdefinitionやコントロール群での覚醒時興奮の多さなど、いろいろ突っ込みどころは多い論文でしたが、気軽に実施できる非侵襲的な介入で、明日から実践できるPracticeでした。
当院はTIVAによる全身麻酔が多く、そもそも覚醒時興奮が少なめという外的妥当性の問題もあるかもしれません。
なかなかスタッフでのディスカッションが盛り上がり、面白いJournal Clubでした。

自治さいたま麻酔科では月2回抄読会を行い、最新の麻酔科学の論文を読むようにしています。
論文の結果を額面通り受け入れるのではなく、内容の批判的吟味を行い自分のプラクティスに生かせるかどうか評価できる専攻医を育てるのが我々のMissionです。

3月10日の朝は抄読会(ジャーナルクラブ)でした。

麻酔科では月2回、医局員が面白いと思った論文を持ち寄って抄読会をやっています。
今回は専攻医3年目の澤田先生が担当で、2023年1月にAnesthesia & Analgesia誌に掲載された、「吸入麻酔薬は静脈麻酔薬と比較して、人工心肺心臓手術の術後せん妄を減らすか?」というテーマのランダム化比較試験を扱いました。
ただ単に論文を読むだけではなく、解析手法や結果は信頼できるものか、自分たちの臨床現場に適応する妥当性があるかなど含めてみんなでディスカッションができました。
来年度も抄読会を定期的に行います!こちらの日記でも時々抄読会の様子を紹介できればと思います。

第50回日本集中治療医学会学術集会に参加しました!

当院麻酔科・救急科・集中治療部で多数の演題(計14題+座長等)を無事発表することができました。

現地京都には多数の集中治療医が集結しており、活発な意見交換がありました。

懐かしの顔に会えたりと、やっぱり現地開催はよいですね。

これからも積極的に学術集会に参加していきます!

TEEセミナーに参加しました!

先日静岡で行われたTEEセミナーに参加しました。

PISA法でMRのEROA、連続の式でASのAVAを測定したりと、勉強になりました。

他にも、経胸壁エコーでEF測定をしたり、3Dエコーで僧帽弁を観察したりしました。

日々の診療に生かしていきたいです。

玉里先生、いつもありがとうございます!

医局説明会開催のお知らせ

3月11日に救急科、3月25日に麻酔科・集中治療部の医局説明会を開催いたします。
地域の皆様のために質の高い医療を提供すべく一緒に頑張る仲間を募集します!
ご興味のある方は奮ってご参加ください。

■救急科Web医局説明会 開催概要

https://jichi-saitama.jp/news/news230210/

■麻酔科・集中治療部 現地&Webハイブリッド医局説明会 開催概要

https://jichi-saitama.jp/news/news230213/

 

麻酔科・集中治療部の医局説明会は以下もご参照ください!

自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部の吉永晃一と申します。

当センターで2024年度から研修開始する麻酔科専攻医を募集しています。
麻酔科および集中治療部での研修に興味のある方を対象に、2023年3月25日(土)、現地&Webのハイブリッドでの医局説明会を開催します。(13〜15時頃を予定)
参加希望の方は、以下のフォームから事前登録をお願いします(こちらからご連絡差し上げます)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeAOAS4ugjH3qjWvukIGtdzkq_momHTume_nMnlIOYMy_fDIw/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・救急科・集中治療部 公式HP:https://jichi-saitama.jp
麻酔科 医局員日記はこちら:https://jichi-saitama.jp/diary/

 

以下、施設紹介になります。

自治医科大学附属さいたま医療センターは、埼玉県さいたま市大宮にあります628床の急性期病院・救命救急センターです。

麻酔科・集中治療部は年間6000件程度の手術麻酔管理と計30床のClosed ICUにおける年間2000件以上の集中治療管理、RRS(Rapid Response System:院内急変対応)を行っており、専攻医・スタッフは総計30名以上に及びます。

ここ数年、毎年4-5名の専攻医の先生に入局いただいております。

 

<自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部の理念>

  • 周術期医療を通じて埼玉県の地域医療に貢献する
  • 緊急手術が必要な患者を最大限受け入れて、迅速に治療する
  • 病態生理に基づいた質の高い集中治療を提供する

 

<自治医大さいたま麻酔科の専門研修プログラムは、こんな方におすすめです>

  • とにかく心臓大血管手術の麻酔をたくさん経験したい:
    専攻医1年次から麻酔担当医として多くの心臓外科手術に入ります。弁膜症手術、OPCAB、下行大動脈/胸腹部大動脈置換、急性大動脈解離、MICS手術、TAVI/Mitraclip・・・当センターは全国有数の成人心臓大血管手術症例数(年間500件程度)を有しており、内容もバラエティに富んでいます。心臓血管麻酔専門医がマンツーマンで指導し、病態・手術手技の理解や人工心肺管理、輸血・凝固管理、経食道心エコー、術中のDecision
    makingが自分でできるようになることを目標とします。麻酔科専門医取得後にスムーズに心臓血管麻酔専門医を取得できます。
  • ICU管理も勉強したい:
    米国で麻酔・集中治療研修を経験した教授の讃井將満をはじめ、豊富な指導医陣から術後患者の循環・呼吸管理、敗血症診療、重症呼吸不全/ARDSの集学的治療、ECMOのマネージメントなどを学べます。日本随一の規模を誇るClosed
    ICUに、最新のモニタリングデバイス(経肺圧、EIT、TEG/ROTEM、持続脳波モニタリング、間接熱量計、などなど)が揃っています。将来集中治療の道に進まずとも、ICU研修を経験することで「術後の患者経過を見据えた術前・術中管理のできる麻酔科医」になることができます。もちろん麻酔科専門医取得後に、集中治療を中心に活躍したい方にとっては最適の環境といえます。
  • 初期研修を修了してから年数が経っているが、麻酔科の道に進みたい:
    当センターには、すでに救急科/心臓血管外科/総合内科/外科として一定のキャリアを重ねた後に、「やっぱり麻酔・集中治療をやりたい」という気持ちで専門研修に飛び込んできた専攻医・スタッフが多数います。以前のキャリアは麻酔科専門研修を行う上で必ずプラスになります。年齢や学年、出身大学での差別は一切ありません。心機一転、麻酔科で頑張ろうという先生方のチャレンジを最大限応援します。
  • さいたまで自分のやりたいことをとことんやりたい:
    当医局は比較的規模が小さい分、専門研修中に頻繁に異動・引っ越しをする必要がありません。当センターで麻酔科専門医取得に必要な症例はすべて揃いますし、連携病院である横須賀市立うわまち病院や静岡市立静岡病院で一定期間研修する専攻医もおりますが、希望制です。もちろん短期研修として豊富な連携施設(埼玉県立小児医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、東京ベイ・浦安市川医療センター、自治医科大学附属病院など)を選択できます。専攻医一人ひとりのニーズを尊重した専門研修プログラムを組み立てていただけるようサポートします。

当センターで研修したい、麻酔・集中治療のプロフェッショナルを目指したいという方の参加をお待ちしております。少しでもご興味のある方は上記のフォームから登録お願いいたします。

自治医科大学附属さいたま医療センター
麻酔科・集中治療部 病院助教
吉永晃一

☆自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 公式HP
https://jichi-saitama.jp
(麻酔科 医局員日記はこちら:https://jichi-saitama.jp/diary/

自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 Facebook
https://www.facebook.com/jichi.saitama.icu
自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部 Twitter
https://twitter.com/jichisaitamaicu?lang=ja

【讃井將満 編著】人工呼吸管理に強くなる 改訂版〜人工呼吸の基礎から深掘りトピックまで 誰も教えてくれなかった人工呼吸管理のABC
http://www.amazon.co.jp/dp/4758118914
【当科 飯塚悠祐 責任編集】INTENSIVIST 特集:麻酔
http://www.amazon.co.jp/dp/4815720126
【当科 増山智之 責任編集】INTENSIVIST 特集:長期予後
http://www.amazon.co.jp/dp/4815720290

静岡市立静岡病院で実施された末梢神経ブロックセミナーに参加しました!

静岡市立静岡病院(当院の連携施設です。富士山がきれいですね)で行われた静岡神経ブロックハンズオンセミナーに参加しました!

区域麻酔の偉大な先生方に実際にエコーの当て方を教えて頂き、目から鱗でした。

部長の玉里先生、このような機会をいただき誠にありがとうございました。

引き継ぎ勉強頑張ります!