集中治療部OGの中嶋いくえ医師が行った多施設共同研究がPancreasに掲載されました。 重度急性膵炎患者を対象とした多施設後方視的研究データベースを用い、24時間以内に経腸栄養を開始した患者と、24~48時間に経腸栄養を開始した患者の臨床的転帰を比較しました。 重症急性膵炎に対する早期経腸栄養の有用性は確立されていますが、24時間以内の超早期に経腸栄養を開始してもさらなるベネフィットがない可能性が示唆されました。 Nakashima I, Horibe M, Sanui M,et al. Impact of Enteral Nutrition Within 24 Hours Versus Between 24 and 48 Hours in Patients With Severe Acute Pancreatitis: A Multicenter Retrospective Study. Pancreas. 2021;50:371-377. PMID: 33835968 Category: お知らせ2022年6月21日Post navigationPreviousPrevious post:”急性期患者の便秘に対するNaldemedine(スインプロイク®️)の効果に関する検討”へのご協力のお願いNextNext post:”ICUにおけるスボレキサント(ベルソムラ®)のせん妄抑制効果の研究デザインによる違いに関する検討”へのご協力のお願い