当センター集中治療部の讃井教授、レフォー教授が参加した多施設研究がJournal of Gastrointestinal Surgeryに掲載されました。
日本の44施設において感染性ANC(膵臓の感染性急性壊死性集積)/WON(被包化壊死)の疑いで侵襲的治療を受けた患者を、開腹壊死組織切除群と低侵襲治療(腹腔鏡下、経皮的、内視鏡的)群に分類し、各治療と死亡率との関連を検討しました。
本研究では、感染性ANC/WONに対しては一般的に低侵襲手術が望ましいが、臨床的に適応があれば開腹壊死組織切除術を検討してもよいことが示唆されました。