附属病院集中治療部の 方山 真朱 講師、藤内 研 助教、庄野 敦子 医師がAmerican Journal of Respiratory and Critical Care Medicine(通称、ブルージャーナル)に投稿した4次元CT動画(4D-CT)が、Imagesとして掲載されました。

これは、人工呼吸管理中の患者に対して自発呼吸下で4D-CTを撮影したところ、吸気と呼気で両側肋間の胸膜が奇異性運動を生じた現象を捉えた報告となります。身体所見上でも、実際に肋間の奇異性運動を確認することができました。

患者の換気動態はpendelluft現象を呈しており、将来的に身体所見でpendelluft現象を診断できる可能性があります。
今後も4D-CTを活用しながら、臨床の質向上に努めていきたいと思います。

https://www.atsjournals.org/doi/abs/10.1164/rccm.202303-0413IM