麻酔科の飯塚医師の研究がJournal of cardiovascular development and diseaseに掲載されました。
本研究は、70歳以上の人工心肺を使用する予定心臓血管外科手術患者における術前(麻酔導入直後)、術後(POD1の朝)の血中アスコルビン酸濃度と、術後せん妄との関連を検討した研究で、術後の血中アスコルビン酸濃度低値は有意に術後せん妄発症と関連していました。本研究結果は、「アスコルビン酸周術期投与は術後せん妄発症を予防することができるのではないか」という仮説を補強する基礎的なデータとなると考えられます。