集中治療部の塩塚潤二医師の研究がPLOS ONEに掲載されました。 近年、多くの報告で、オレキシン受容体拮抗薬であるスボレキサントがせん妄予防に有望なことが示されていますが、治療への暴露とアウトカム発生の時間関係をより正確に評価すると(= immortal time biasを考慮に入れると)、有効性が消失してしまう可能性を示した研究です。 Shiotsuka J, Uchino S, Sasabuchi Y, Masuyama T, Lefor AK, Sanui M. Reducing the effect of immortal time bias affects the analysis of prevention of delirium by suvorexant in critically ill patients: A retrospective cohort study. PLoS One. 2022;17:e0277916. PMID: 36454811 Category: お知らせ2023年3月7日Post navigationPreviousPrevious post:讃井教授が共著者の研究がPLOS ONEに掲載されました。NextNext post:“末期腎不全患者における心臓周術期酸素需給バランスの推移に関する研究”へのご協力のお願い