2022年度の集中治療部フェローを若干名募集いたします。
緊急事態宣言が終了し、病院見学の受付を開始いたしましたので、以下のLinkより申し込みをお願いいたします。
折り返し、医局秘書より連絡いたします。

自治医科大学附属さいたま医療センター 集中治療部の特徴

  • 年間入室症例 2000件以上
  • 日本集中治療医学会症例レジストリ(JIPAD)参加施設中病床数1位、登録重症症例数3年連続1位
  • ICU/CCU22床,EICU8床の30床の“closed ICU”で,日々病態の把握、適切なプレゼンテーションができることを目指すことを通じて、集中治療領域のstandard/ advancedな治療方針を体得することが出来ます
  • 年間500件前後の開心術後の術後管理、その他の大手術後患者,救命救急センターからの重症症例,造血幹細胞移植後の重症内科疾患など多彩な症例を通じて、循環・呼吸管理の実地に学ぶことが出来ます。
  • 多数の重症患者の『シャワー』を浴びることで教科書・INTENSIVISTを読むだけでは得られない経験を積むことが出来ます。
  • VV-ECMO, VA-ECMO管理症例も豊富です。COVID-19 VV-ECMO/VAV-ECMO導入件数延べ33件(最大同時8件:外傷・他の呼吸器疾患、開心術後なども含む)(COVID-19の重症患者への対応については、当科教授の讃井の連載をご参照ください。https://humonyinter.com/column/med/
  • Electrical Impedance Tomography、8種類の人工呼吸器、間接熱量計、各種循環動態モニタ(肺動脈カテーテル、FloTrak、VolumeView System、ClearSight System、Non Invasive Cardiac Output Monitoring: NICOM)、持続脳波モニタ、ROTEM/TEG(血液粘弾性テスト)など多彩な診療補助機器を用いて、その特徴・限界を理解しながら生理学的・客観的に評価し、最終的にこれらの機械がなくても生理学的な変化を予想できる臨床感を養成することを目指しています。
  • ECMO挿入、気管切開、CV、肺動脈カテーテル、胸・腹腔ドレーン、TEE/TTE、POCUS、BALなどの代表的な集中治療手技を網羅できます。
  • RRSをICU部門が担当しており,院内患者の医療の質の向上のため,日々尽力しています
  • 麻酔科・集中治療部として運営しているため定期的に麻酔や集中治療のローテーションも可能。麻酔を専門としている方は麻酔のキャリアロスになりません。救急科は独立しておりますが、良好な関係にありローテーション可能なため、救急医としてのキャリアを維持しながらのICU専従も可能です。その他の院内他科と併任の前例もあります(腎臓内科など)
  • 過去の研修者や現在のスタッフは麻酔科、救急科、循環器内科、総合内科、呼吸器内科、血液内科、神経内科、腎臓内科、外科、感染症科など多様です。
  • 学内社会人大学院生、国内・国外大学院のMPH/MScコース学生・修了者もおります(帝京大学, Johns-Hopkins University, University of London (London School of Hygiene & Tropical Medicine))
  • 米国内科専門医、厚生労働省出向経験者など、多彩なキャリアプランがあります。
  • ICUが2ユニットあるため、当直(夜勤)は二人体制で行われており、初めての方でも一人当直にはなりません。
  • Tele-ICU(遠隔ICUサポートシステム)により、夜間・休日も患者モニタリングカメラや電子カルテを通じて上級医と相談できます
  • オン・オフがはっきりしており帰宅したら呼ばれることはありません。家族を大切にできる労働環境を目指しています。
  • 元東京慈恵会医科大学集中治療部 内野滋彦医師が非常勤講師に就任し,臨床・研究指導体制が強化されました
さいたま市大宮(SUUMO 首都圏住みたい街ランキング 2021 堂々の第4位!)は、JRのターミナル駅として交通の便も良く(東京まで30分)、緑豊かな住みやすいところです。魅力あふれるさいたまで、来年度から一緒に学びませんか。