Surviving Sepsis Campaign: International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock: 2016

SSCG2016

Surviving Sepsis Campaign: International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock: 2016
Crit Care Med. 2017 Mar;45(3):486-552

 

この和訳を、平良悠先生(自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科 救命救急センター)、増山智之先生(自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科 救命救急センター)、仁藤裕美先生(みさと健和病院 初期研修医)、吉川知宏先生(みさと健和病院 初期研修医)に作成して頂いたのでup致します。

御活用頂けたら幸いです。

さいたま呼吸器・集中治療勉強会

●日時: 2017年2月7日(火) 18:30~19:50
●会場: 自治医科大学附属さいたま医療センター
管理・研究棟1階 会議室A
さいたま市大宮区天沼町1-847  TEL048-647-2111

プログラム
18:30~18:45
【情報提供】 ボルベン輸液6%      大塚製薬工場

座長: 自治医科大学附属さいたま医療センター
麻酔科・集中治療部  教授 讃井將満先生
18:45~19:00
一般演題:
「 開心術中HES製剤投与と術後急性腎傷害 」
演者: 自治医科大学附属さいたま医療センター
麻酔科・集中治療部 松永 渉 先生
19:00~19:50
特別講演:
「ICUにおける終末期医療
:米国でのチーム医療の経験を踏まえて」
演者: 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科
生体集中管理学分野 教授 重光秀信 先生

共催: 自治医科大学附属さいたま医療センター  株式会社大塚製薬工場

Intensivistセミナー

1月7・8日に当センターで日本集中治療教育研究会(JSEPTIC http://www.jseptic.com )主催の指導者講習会、Intensivistセミナー( http://www.jseptic.com/seminar/Intensivist5.pdf )が開催されました。将来病院や地域の重症患者診療のリーダーになろうという熱い思いを持つ24名の先生方にお集まりいただきました。
他施設のやり方を実体験することで、自分たちの診療・教育・研究活動を客観視し(thinking outside the box)、その改善に活かしていただくことが目的の2日間体験型教育プログラムです。
ご参加下さった先生方、講師の先生方、アシスタント、事務局の方々ありがとうございました。

2017-01-08

2017-01-07

2017-01-07

第2回さいたま周術期輸液管理セミナー

当教室から石黒教授を座長に、順天堂大学麻酔科稲田英一先生をお招きして、輸液管理に関するセミナーを開催致します。
ぜひご参加いただければ幸いです。

日時:2017年1月21日(土) 14:30~16:30
場所:TKP大宮カンファレンスセンター カンファレンスルーム3C
〒330-0844 埼玉県さいたま市大宮区下町1-42-2

講演:
「輸液療法の歴史的変遷と今後の動向」
講師: 順天堂大学医学部附属順天堂医院 麻酔科 教授 稲田 英一 先生

症例検討:
「実際の症例に基づいた輸液計画の検討」
演者: 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科 柿本 大輔 先生

インディアナ大学に留学中の淵田先生より

ンディアナ大学に留学中の淵田幹太先生よりエッセイを頂きましたので掲載させて頂きます。

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小児医療をハッピーにするプロフェッショナル
〜チャイルド・ライフ・スペシャリストとの出会い〜

7月からインディアナ大学での麻酔科研修が始まった。
これまで麻酔の臨床経験は日本の初期研修での3ヶ月のみ。ほぼ一からのスタートである。とりわけ緊張感を持って始まったのが、先月からの小児麻酔ローテーションだ。

小児病院では、どのような病気を診ることになるのだろう?
小児患者とその家族は、どのような精神的負担を抱えているのだろう?
そもそも、患者と家族にはどのように接すれば良いのだろう?

医師4年目にして小児の診療は一ヶ月しか経験したことがなく、それに、身近に子供がいたこともなかった。医学的な側面以上に、そもそも子供自体が未知の存在だった。

恐る恐る始まったローテーションであったが、私の不安は初日の朝から早速、払拭された。
術前診察に訪れた小学校低学年の患児もその両親も、皆にこやかで緊張している様子が全くない。その傍らで患児と話している医療スタッフが、どうやら麻酔について説明しているようで、皆心にゆとりを持っているように感じられた。その様子を見て、自分の肩の力も自然と抜けた。

チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CCLS)というのが、この医療スタッフの正式名称だ。聞き慣れない職名だと思い調べてみたところ、日本では2011年にチャイルド・ライフ・スペシャリスト協会が発足されたものの、国内の研修プログラムは未だなく、2016年5月現在で40名存在するCCLSはいずれも北米での留学を通して資格を取得しているということを知った。

CCLSの主な仕事は、医療環境にある子供たちに心理社会的サポートを提供することである。
例えば手術を必要とする子供たちの場合、手術前室に訪問してどのような手順で麻酔が始まるのか、年齢に応じてビデオや実際の機材を用いて説明し、さらに手術室まで同伴して麻酔導入の手助けも行う。子供たちは、実際に利用するマスクにシールを貼ったり、お菓子やフルーツの香りがするリップスティックを塗ったりして、自分だけのオリジナルのマスクを作成する。そして手術室まではレーシングカートやワゴンなどで移動し、いよいよ導入となったら、iPadで一緒にゲームをしながらマスクからガス麻酔をゆっくりと吸入していく。

写真1. シールでデコレーションされ、香りのついたオリジナルのマスク

親から離れることを恐れたり、未知の医療器具やマスクをしたスタッフに囲まれることに緊張したり、麻酔や手術という得体のしれない経験に不安を感じたり、年齢によって感じる恐怖や不安はそれぞれだが、CCLSは個々の患者の受け取り方を敏感に読みとり、心理的なサポートを行う。

CCLSの介入は、患者や患者家族の満足度向上だけでなく、入院期間の短縮や、鎮痛剤使用量の削減に繋がるという研究結果も出ており、小児医療において重要な役割を果たしている。


写真2.3. レーシングカートに乗って手術室に移動する患者と、チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CCLS)のNancyとStacie

当院においては、医療スタッフからの信頼も厚い。
小児麻酔に慣れてきたころ、導入時にCCLSの真似事をしようとしたら、「子供を寝かせるのに彼女らよりも上手な人達はいないのだから、余計なことはせず、彼女らに任せなさい。」と指導医に一喝され、CCLSの立場を改めて認識した。

CCLSは、子供の視点に立って、子供たちがより個性的で尊厳のある存在として病院で過ごせるよう、日々工夫と努力を重ねている。彼女たちがいる職場は、患者とその家族だけでなく、スタッフも明るいように感じるのは、きっと私だけではないだろう。

つい最近、TEDxでもCCLSが紹介されていたので、ご興味のある方は是非参考にされたい。
http://tedxtalks.ted.com/video/Fun-in-the-Face-of-Crisis-Micha

つい紹介したくなるような、そんな素敵なプロフェッショナルである。今後、CCLSの活躍の場が日本にも広がっていって欲しい。